デンマークカクタス

 

コストコで試しに買ってみたカクタスが咲き始めました。

枝ぶりは荒々しく　いかにも放置し放題で　苗の時から

剪定とかしないで育てたんだろうな　って感じでしたが

花付も開花歩合も悪くないです。

子供の頃から好きな花の一つで　毎年　母に贈っていた花ですが

母が構うのは花が終わるまでなので　翌年　咲くのは私が

気まぐれで世話をした鉢だけです。

それでも買うのは　もちろん　母が喜ぶからですが

実はもう一つ理由があります。

花屋で売られている　

　　カクタス類・カニ葉サボテン・シャコ葉サボテン

は　原種とは程遠く　掛け合わせによる交配が薦められた種です。

そもそも　カクタス　とは　サボテン　の事ですが

葉が　カニの足のような　カニ葉（元々は在来種）　と

いかにもサボテンらしい尖った角や刺のある　シャコ葉（外来種）

が大元です。

カニ葉は花は初夏に咲きますが　比較的寒さに強い傾向にあります。

このカニ葉の系統というか　DNAなのか　それを強く受けた種に

雪に当たっても溶けない強い種がたまにあるのです。

実際　我が家では庭のい反日陰に地植えにしていますが

雪が2～3日で溶けてしまう東京では　枯れずにもう何年も咲いています。

今の所　当たりを引いたのは2株で　余計な事をして枯れても

嫌なので　この2株は放置状態です。

昨年　夏に　植えた物は　1刺しだけ成長の兆しを見せています。

いつの日か　冬にカクタスだけで満開になる花壇を目指して

寒さに強い株を探し求めているって訳です。

コストコの物なら　普通の流通経路とは違うと考えて　

2鉢購入してみました。

来春には株分けして　地植えにチャレンジするというわけです。